2015年11月27日

真実の10メートル手前

タグ:米澤穂信

滑稽な悲劇、あるいはグロテスクな妄執──痛みを引き受けながらそれらを直視するジャーナリスト、太刀洗万智の活動記録。『王とサーカス』後の六編を収録する垂涎の作品集。




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2015年10月11日

墓標なき街

あの百舌シリーズの新作が出ます!!


十三年ぶり<百舌シリーズ>完全新作長編!
私立探偵・大杉良太は、新聞社で編集委員をしている残間龍之輔から、商社の違法な武器の輸出について電話で告発してきた男の尾行を依頼された。
同じ頃、残間は元上司で現在はオピニオン誌「ザ・マン」編集長の田丸に呼び出され、かつて百舌と呼ばれた殺し屋に関する事件を雑誌に書いてほしいと頼まれる。
大杉と残間がそれぞれ調査を続けていたある日、警察庁特別監察官の倉木美希が自宅に戻る途中何者に襲われた。運よく大杉が駆けつけ軽傷で済んだが、美希のコートから百舌の羽が出てくる。
トップシークレットである過去の百舌事件と、ある商社の不正武器輸出。全く関係ないと思われた二つの事象が交差する時、巨悪の存在が明らかになる……。驚愕と興奮のシリーズ7作目!



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2015年10月01日

鍵の掛かった男

火村英生シリーズの新作です。


自殺か、他殺か−−−。誰よりもひっそり生きてきた男の過去は悲しすぎた。

2015年、1月、大阪市中之島の古き良きプチホテル「銀星ホテル」で一人の男・梨田稔(69)が死んだ。警察は自殺による縊死(いし=首くくり)と断定。ところが、梨田が自殺したと納得できない一人の人間がいた。同ホテルを大阪での定宿にしている大御所女流作家の景浦浪子である。梨田は、5年以上にわたって銀星ホテルのスイートルームに住み続け、ホテルの支配人をはじめとする従業員や常連客からも愛され、しかも2億円以上の預金があった。梨田が自殺するはずない(=他殺なのではないか)と景浦は直観し、その死の謎の解明を、同業者であるミステリ作家の有栖川有栖と、その友人の犯罪社会学者の大学准教授・火村英生に依頼した。火村が大学の入学試験ですぐに行動できないために、まずは有栖川有栖の単独調査となった。が、梨田はまったく身寄りがない上に、これまでの来歴にかんする手がかりがほとんどなく、どんな人物像を描けばいいのか、まったく闇の中で、その人生は「鍵の掛かった男」としか言いようのないものだった。生前の梨田を知る者たちが認識していた梨田とは誰だったのか? 結局、自殺したのか、他殺だったのか。他殺だとすれば誰が犯人なのか? 有栖川有栖の地道な調査で少しずつ過去が明らかになり、そこへ入学試験業務を終えた火村も調査に加わり、思いもしない結末が関係者全員を待ち受けていた。




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陽気なギャングは三つ数えろ


絶体絶命のカウントダウン!
史上最強の天才強盗4人組に強敵あらわる!
嘘を見抜く名人、天才スリ、演説の達人、精確な体内時計を持つ女――
180万部シリーズ待望の最新作!

陽気なギャング一味の天才スリ久遠は、消えたアイドル宝島沙耶を追う火尻を、暴漢から救う。だが彼は、事件被害者のプライバシーをもネタにするハイエナ記者だった。正体に気づかれたギャングたちの身辺で、当たり屋、痴漢冤罪などのトラブルが頻発。蛇蝎のごとき強敵の不気味な連続攻撃で、人間嘘発見器成瀬ら面々は断崖に追いつめられた! 必死に火尻の急所を探る四人組に、やがて絶体絶命のカウントダウンが! 人気シリーズ、九年ぶりの最新作!

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2015年09月11日

中野のお父さん

タグ:北村薫

〈本の達人〉が贈る新名探偵シリーズ

体育会系な文芸編集者の娘&定年間際の高校国語教師の父が挑むのは、出版界に秘められた《日常の謎》!

□「応募してませんよ、わたしは」
新人賞最終選考に残った候補者からの思いがけない一言は?(夢の風車)
□「実は、扱いに困っている手紙がありましてね」
ある大物作家に宛てた女性作家の手紙には愛の告白が?(幻の追伸)
□「わたしは殺人事件の現場に行き合わせることになったわけです」
定期購読者の話を聞いているうちに思いもよらない事態に?(茶の痕跡)

ほか、大手出版社の文宝出版を舞台に繰り広げられる8つのミステリーの推理の結末やいかに……。〈円紫さんと私〉〈覆面探偵〉〈ベッキーさん〉シリーズほか、多くのファンを唸らせてきた名手による、新たな名探偵コンビが誕生。


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2015年07月15日

昨日の海は

タグ:近藤史恵

いつも通りの夏のはずだった。その事件のことを知るまでは……。
海辺の小さな町で暮らす高校生・光介。夏休みに入ったある日、母の姉・芹とその娘の双葉がしばらく一緒に暮らすことになった。光介は芹から、心中と聞かされていた祖父母の死が、実は「どちらかがどちらかを殺した」無理心中事件であり、ここで生きていくために事実をはっきりさせたい、という決意を聞かされる。カメラマンであった祖父とそのモデルも務めていた祖母。二人の間にいったい何が起こったのか。
残された写真が語るもの、関係者たちの歪んだ記憶、小さな嘘……。そして真相を追う光介が辿り着いた、衝撃的な事実とは……。
『サクリファイス』『タルト・タタンの夢』などで話題の著者が、海辺の町を舞台に、青年のひと夏の冒険と成長を描く、切なくてさわやかな青春ミステリー。




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クマリの祝福 - セクメトU


高校で起きた凄惨な殺人事件――腹を割かれた被害者の額にはティカが残されていた。和賀は、捜査の過程で聞いた謎の言葉「くまり」を追うが……




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伏木商店街の不思議

タグ:太田忠司

ショートショートの名手による、全31編! 少し不思議な商店街で起こるのは、切なくておかしくて、ときに怪しい物語。




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夜想曲


あのオルゴールは呪われている。命が惜しければ手を出すな。

天才的オルゴール修復師・雪永鋼のもとに持ち込まれたものは、壊れたオルゴール、忘れられていた手紙、隠された真実。
そして、謎めいた遺産と脅迫状──。
意外性に満ちた展開と、清廉な筆致で静かな感動を呼ぶ、傑作本格推理。




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2015年07月06日

神の時空 -三輪の山祇-

タグ:高田崇史

「神の時空」シリーズ第4弾! 奈良の大神(おおみわ)神社。この日本有数のパワースポットに激震が走るとき、巨大な怨霊が日本を覆い尽くす!




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2015年07月05日

怪盗グリフィン対ラトウィッジ機関


稀代のSF作家P・K・トロッターの未発表原稿発見というニュースが報じられた矢先、怪盗グリフィンにその原稿を盗んで欲しいという依頼が舞い込んだ。原稿をもつマーズ伝博士との接触に成功したグリフィンだが、その場を襲撃してきた動物愛好家グループに囚われ、原稿も奪われてしまう。
謎多き原稿の背後に潜む信じがたい真実とは――!?





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2015年06月18日

七夕の雨闇: -毒草師-


織女と牽牛は決して会ってはならぬ……。七夕はおそろしく陰湿な祭だった! 「り……に、毒を」不可解な言葉と密室の連続毒殺事件。毒物は特定されず摂取経路も不明。事件に影を落とすのは《七夕伝説》の闇。なぜ七夕は七月七日なのか。「金銀砂子」に隠された秘密、子孫根絶やしの呪いとは。《毒草師》こと名探偵・御名形史紋がすべてを解き明かすとき、古代史のタブーが現れる。驚愕の民俗学ミステリー。




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2015年06月04日

王とサーカス

タグ:米澤穂信

『さよなら妖精』から十年のときを経て、高校生だった太刀洗万智は、異邦でふたたび大事件に遭遇する。絶賛を浴びた『満願』をも超える、現在最注目の著者の最新最高傑作!



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ベスト本格ミステリ2015


2014年に発表された本格ミステリの短編と評論から、本格ミステリのプロフェッショナルが選び抜いたベスト作品集!
初出
長岡弘樹「最後の良薬」…「野性時代」2014年3月号
大山誠一郎「心中ロミオとジュリエット」…「小説新潮」2014年2月号
乾くるみ「三つの涙」…「月刊ジェイ・ノベル」2014年7月号
織守きょうや「三橋春人は花束を捨てない」…「小説現代」2014年9月号
下村敦史「死は朝、羽ばたく」…「小説現代」2014年9月号
歌野晶午「舞姫」…「別冊文藝春秋」2014年9月号
櫻田智也「緑の女」…「ミステリーズ!」67号(2014.10)
青山文平「真桑瓜」…「小説新潮」2014年10月号
初野晴「理由(わけ)ありの旧校舎」…「小説 野性時代」2014年12月号
芦沢央「許されようとは思いません」…「小説新潮」2014年11月号
青崎有吾「髪の短くなった死体」…「読楽」2014年12月号
<評論>千野帽子「ゆるいゆるいミステリの、ささやかな謎のようなもの。」…「ミステリマガジン」2014年4月号。

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誰がカインを殺したか 桜井京介 returns


スクールカウンセラーを勤める薬師寺香澄は、天才的な頭脳をもつ美貌の男性・桜井京介と共に下町にある大学教授の自宅に寄宿している。彼らの元に持ち込まれる謎と少年たちの苦悩。小さき者への慈愛をこめて描かれる傑作短編集。


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2015年05月20日

ロケットスカイ インディゴの夜


No.1ホストのジョン太は店を休みがちで、いまいち歯車のかみ合わないインディゴ。そんな中オーナーの晶に出版社から社員の誘いが…。人気漫画家コースケ描き下ろしの巻末付録も大充実の、シリーズ第6弾!



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2015年05月19日

ザ・ベストミステリーズ2015



過去1年間に発表されたすべての短編推理小説の中から、日本推理作家協会が選び抜いた作品を収録。新鋭からベテランまでキャリアは関係なく、とにかく面白くて優れた短編ばかりを集めました。巻末には福井健太氏による「推理小説・二〇一四年」に加え、推理小説関係の受賞作リストを掲載。ミステリーファンのみならず、入門書にもぴったりな、究極のミステリー・アンソロジー決定版です。

初出:
芦沢央「許されようとは思いません」…「小説新潮」2014年11月号(新潮社)
歌野晶午「散る花、咲く花」…『ずっとあなたが好きでした』(文藝春秋)
加納朋子「座敷童と兎と亀と」…『トオリヌケ キンシ』(文藝春秋)
下村敦史「死は朝、羽ばたく」…「小説現代」2014年9月号(講談社)
白河三兎「自作自演のミルフィーユ」…「小説新潮」2014年2月号(新潮社)
瀬那和章「雨上がりに傘を差すように」…『雪には雪のなりたい白さがある』(東京創元社)
葉真中顕「カレーの女神様」…「ジェイ・ノベル」2014年7月号(実業之日本社)
東川篤哉「ゆるキャラはなぜ殺される」…「宝石 ザ ミステリー 2014 冬」(光文社)
東野圭吾「十年目のバレンタインデー」…「野性時代」2014年1月号付録(KADOKAWA)
堀燐太郎「ドールズ密室ハウス」…『ジグソー失踪パズル』(フリースタイル)
両角長彦「不可触」…『ハンザキ』(双葉社)
若竹七海「ゴブリンシャークの目」…「宝石 ザ ミステリー 2014 冬」(光文社)


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リバース

タグ:湊かなえ

深瀬和久は、事務機会社に勤めるしがないサラリーマン。今までの人生でも、取り立てて目立つこともなく、平凡を絵に描いたような男だ。趣味と呼べるようなことはそう多くはなく、敢えていうのであればコーヒーを飲むこと。そんな深瀬が、今、唯一落ち着ける場所がある。それは〈クローバー・コーヒー〉というコーヒー豆専門店だ。豆を売っている横で、実際にコーヒーを飲むことも出来る。深瀬は毎日のようにここに来ている。ある日、深瀬がいつも座る席に、見知らぬ女性が座っていた。彼女は、近所のパン屋で働く越智美穂子という女性だった。その後もしばしばここで会い、やがて二人は付き合うことになる。そろそろ関係を深めようと思っていた矢先、二人の関係に大きな亀裂が入ってしまう。美穂子に『深瀬和久は人殺しだ』という告発文が入った手紙が送りつけられたのだ。だれが、なんのために――。
深瀬はついに、自分の心に閉じ込めていた、ある出来事を美穂子に話し始める。全てを聞いた美穂子は、深瀬のもとを去ってしまう。そして同様の告発文が、ある出来事を共有していた大学時代のゼミ仲間にも送りつけられていたことが発覚する。”あの件”を誰かが蒸し返そうとしているのか。真相を探るべく、深瀬は動き出す。


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2015年05月07日

回想のぬいぐるみ警部

タグ:西澤保彦

イケメン警部・音無美紀は、今日もぬいぐるみ片手に謎を解く。音無警部率いる個性派刑事たちに加え、あのお騒がせキャラも登場。『ぬいぐるみ警部の帰還』につづく好評第2集。

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2015年04月21日

過ぎ去りし王国の城

タグ:宮部みゆき

居場所なんか、どこにもなかった――

気まぐれな悪意と暴力、蔑みと無関心が、いたいけな魂を凍りつかせる。 ネグレクト、スクールカースト、孤独や失意・・・・・・ふるえる心が共振するとき、かつて誰も見たことのない世界が立ち現れる――。

早々に進学先も決まった中学三年の二月、ひょんなことから中世ヨーロッパの古城のデッサンを拾った尾垣真。やがて絵の中にアバター(分身)を描きこむことで、自分もその世界に入りこめることを突き止める。友だちの少ない真は、 同じくハブられ女子で美術部員の珠美にアバターを依頼、ともに冒険するうち、探索仲間のパクさんと出会い、塔の中にひとりの少女が閉じ込められていることを発見する。それが十年前のとある失踪事件に関連していることを知った三人は……。

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